野球部OB


『小倉高校、野球部ガンバレ』


 先般『悲願、甲子園出場』を目指す母校野球部を訪ねました。

 目的は、新チームがシーズンオフを迎え、4ヶ月に及ぶ辛い冬季練習が待っている時期ですので、つたない野球経験から学んだ持論を披露することで、チーム力の底上げの一助になればとの思いからです。

「考える野球」

 冬季練習は基礎体力と技術力の向上が中心になりがちであるが、『考える野球』を再確認することの重要性が意外に忘れられがちになるものです。
『考える野球』とは、個々人の持つ能力、すなわち投・守・打・走に関する技術の巧拙に関係なく、全部員が一律に坐学で会得できる野球の基礎知識です。

「勝利に対する執念」

 まず第一に勝ちたいという願望だけでは勝てない。熱烈な勝利に対する執念があって初めて勝利者になれるということを、肝に命じることである。

「目標をエンドレスにレベルアップ」

 第二にはチームワークであるが、単に仲良くすることではなく、個人の特性を生かした勝利のための貢献目標を立て、目標達成に向かって挑戦することの自覚を促すことにあり、そして目標をエンドレスにレベルアップしていくことである。mし個人目標はチーム内で情報として共有し、その達成のためには部員相互に助言・協力する姿勢が重要であることは当然のことである。
 更には間違っても、出来ない理由・言い訳を認める雰囲気が醸成されないよう注意が必要である。

「ノーヒットで得点する方法」

 第三には釈迦に説法かもしれないが『ノーヒットで得点する方法』が幾通りあるか再確認することである。
 これは攻守いずれの場合においても監督指揮のもと、全員が戦術・戦法を予想できることにつながり、チーム力アップの基本条件をクリアーしたことになる。
 特に実戦においてはチャンスに少ない安打をからめて最多得点につながると確信している。

 以上、つたない見識を述べ、後輩諸君の理解を求めてきました。

「同期の皆さんへお願い」

 最後に同期の皆さんにお願いがあります。是非、母校のグラウンドへ足を運んで頂きたいのです。
 選手は注目されると緊張感から集中力が高まり、練習といえども試合同様のプレーをするようになります。
 その結果、成長が早まり、勝利という成果が増加するため、練習意欲が向上するとの好循環につながることは明白であり、悲願達成に大きく近づくことが期待できるからです。


記 平成19年12月20日